スクエア(方形)のある風景
窓の「額縁」の先には東京スカイツリー。“武蔵(634m)の塔”のデビューが近い。 東京の観光の重心も、これからは少し北東寄りになる。東京タワーが建築されたのは高度成長期がスタートする頃であったため、団塊世代は東京タワーに「発展」や「成長」のイメージを強く感じながら歩んで来た。落ち着いた色ではあるが一見頼りなくも見える「江戸むらさき」をシンボルカラーとするこの塔に、半世紀後の日本人はどんな時代のイメージを重ねるのだろう。 [続きを読む]
2012年5月1日
スクエア(方形)のある風景
「地上450mの空中散歩」をするには更に千円と“忍耐”が必要だが、天望デッキより100m高い異空間では、昼より夜のほうが感度が増す。 写真は東南方向、荒川の河口、葛西臨海公園から東京湾を隔てて千葉の木更津方面を一望する。 子供から大人まで、日本人も外国人も、昼でも夜でもという見事な「吸引力」を持つ施設が元は車両基地であったことを思うと、都市や地域の発展には知恵を絞ってふさわしいものを造り、残すべきものは残しておくことの重要性を痛感する。 春の終わりにオープンし… [続きを読む]
2012年10月1日