広告塔 - 東京都新宿区 -
晩秋の陽を浴びて空の青とのコントラストを際立たせる真っ白な広告塔。普段は都市の空間に溶け込み、注目されることは少ないのに、白いとなると目を引くのも皮肉な役回りといえる。 国内の広告市場は震災後の自粛ムードが大きく響いたが、ここにきて回復の足取りがしっかりしてきたようだ。しかし、時代はとっくに「広告塔」から離れており、仮想空間の中で商品を楽しむ新しいタイプのネット広告まで出現している。白い広告塔が再び現実空間に溶け込むには時間がかかりそうだ。 [続きを読む]
2011年12月8日