九州で相次ぐ駅ビル建設とその展望-大分の場合-長嶋不動産鑑定事務所/土師一弘
JR九州が発表した2014年3月期の設備投資額は前年比49%増の621億円と過去2番目に高い水準となっており、その中心が総事業費約200億円、本年4月30日に着工し、2015年春に竣工予定のJR大分駅ビル(仮称)の建設である。 JR大分駅ビルは地上21階建、1~4階が店舗、上層階にはホテル、温泉施設が入る。延べ面積約10万7千㎡のうち、約3万1千㎡が店舗で、物販、飲食、シネマコンプレックスなど170店舗が出店する予定。規模としては、9年前に開業した鹿児島中央駅ビル並みであり、初年度の売上… [続きを読む]
2013年8月20日