大分駅ビル開業後の既存商店街との住み分け - 長嶋不動産鑑定事務所/木内純子
平成27年4月、店舗・ホテル・シネコン等からなるJR大分駅ビルが開業した。総事業費(見込額)は約150~200億円で、当初目標は年間売上げ200億円、年間来客数1,100万人であった。これに対し、開業1年目の売上高は約230億円、来客数は約2,500万人、2年目の売上高は約223億円、来客数は約2,221万人でいずれも目標を大きく上回る順調な滑り出しを見せている。「黒船来航」に例え、駅ビル進出に大きな不安を抱いていた周辺の既存商店街も総じて業績は好調に推移し、「空き店舗はでても、すぐに埋まる」、「出店… [続きを読む]
2017年8月21日