過去の子年を振り返って不動産市況を占う - 森島不動産コンサルタンツ/森島義博
令和になって初めての元旦を迎えた。子年は十二支における最初の年でもある。ネズミは子孫繁栄の象徴とされ、今年はめでたいことが重なっているように思える。 不動産業界も都心部を中心に活況を呈している。しかし景気は循環している。今後の不動産市況を過去の子年に生起した事柄を振り返ることによって占ってみよう。 まず、前回の子年は2008年(平成20年)。言わずと知れたリーマンショックが発生した年である。回復基調にあった日本経済も破綻した。その前の子年は1996年(平成8年)。バブル期の過剰融資がたた… [続きを読む]
2020年1月20日