株式会社 鑑定法人エイ・スクエア-Appraisal Firm A square-

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記事一覧


戦後土地の動きの備忘録 - 森島不動産コンサルタンツ/森島義博

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  「平成」があと10ヶ月となった今、戦後73年の日本の変化の過程を如実に映し出してきた「土地」の動きを振り返るのも意義あることと考え、備忘としてまとめてみた。   1.戦後期  終戦の翌年、1946年にGHQによる農地解放が行われた。これによって地主・小作関係の開放が行われ、わが国から「大地主」といわれる者がいなくなった。1947年には日本国憲法が発布され、同29条や民法に私有財産制の保障が明記され、土地に対する所有権意識が強く浸透していった。   2.工業化社会の進展  1950年… [続きを読む]

今ひとたびの京都観光 - 評価コンサルオフィス・ケン/桂健二

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  2020年の東京オリンピックに向けて観光立国をめざし、順調に、訪日外国人数はJNTO推計値で2017年2869万人、前年比19%の伸び率となっています。2013年に初めて1000万人を超えてから4年間で約2.8倍と右肩上がりの増加となってきています。とりわけ中国(735万人・15%増加)と韓国(714万人・40%増加)からの訪日客数はいずれも700万人を初めて突破、台湾(456万人・9%増加)、香港(223万人・21%増加)を加えた東アジア4市場で約7割強を占めています。ちなみに米国からは137万人と… [続きを読む]

「走馬看花」ではない鑑定評価を目指して - アソート綜合事務所/殿原玲子

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  早いもので不動産鑑定に携わるようになって20年余りになる。鑑定評価とは「不動産の経済価値を判定し、これを貨幣額をもって表示する」ことであり、鑑定評価の質を左右する資料収集の重要性は今も昔も変わらない。しかしながら、鑑定作業の方法は随分と変化した。以前は謄本の確認は管轄の法務局に赴き、バインダー式台帳の登記簿を閲覧、公図はマイラーと呼ばれるフィルムを自分でコピーしていた。それが現在ではインターネットの「登記情報提供サービス」を利用して、事務所にいながら全国の不動産の全部事項証明書や公図写等を取得すること… [続きを読む]

豪雪に埋もれながら金沢ホテル戦争の行方を思う - 小西不動産鑑定所/小西均

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  個々人にとって良いことも、全員が同じことをすると「合成の誤謬」により悪い結果を生むことが往々にしてあります。私の住んでいる金沢も例にもれず、東京資本が競って土地を買いホテルを建てています。   昨年夏から数えると、今後建つ予定のホテルは20数棟、既存の客室数1万室に対し、約2,500室も増えます。京都や福岡ならわかりますが、金沢市は人口45万人の「地方都市」なのです。地方の一等地の地価は、地元投資家がゼッタイ出せない金額を東京ホテル資本が提示することで、大きな乖離が生まれています。今や、ホテ… [続きを読む]

所有者不明土地問題への対応について - 評価コンサルオフィス・ケン/桂健二

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  所有者不明土地が公共事業や地域都市開発事業推進における障害となっていることは周知となってきています。とりわけ、震災復興事業やまちづくりの障害となるケースが発生し、このままでは、少子高齢化・人口減少問題に備えてコンパクトシティを手法とする国土のグランドデザイン計画にも大きな障害となり社会的リスクはますます増加するものと懸念されます。   この問題は国土地籍調査において、従前から調査業務推進の障害の大きな要因と把握されていました。一例を挙げます。私がコンサルを依頼されたあるゴルフ場の課税評価で問… [続きを読む]

所有者不明土地問題について - 評価コンサルオフィス・ケン/桂健二

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  日本の人口減少が国民経済や生活環境等に大きなマイナス影響をあたえてくると言われているなか、厚生労働省発表によると、2017年に日本国内の出生数は2年連続で100万人を下回り人口の年間「自然減」は初めて40万人を超える見込みで、毎年減少幅が拡大し人口減は深刻となっています。この問題は国民生活の基盤である都市政策に大きな影響をあたえており、地方創生の元、まちの集約、コンパクトな都市再生を計画している自治体は国土交通省のまとめによると2017年3月で309市町村、さらに増える傾向にあります。   … [続きを読む]

チームワークでやればできる!(ショコラボ5年の歩み その2) - 株式会社不動産投資研究所・ 一般社団法人AOH(ショコラボ)/伊藤紀幸

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  全国初の福祉のチョコレート工房「ショコラボ」。   金融畑・不動産畑を歩んできた私には、福祉事業所の運営もチョコレート製造販売も経験・人脈・ノウハウ何ひとつない未開の地だった。起業の目的は、「障がい者の働く場の創出」と「工賃のアップ」。だから、経営理念は「全ての人々に平等に接し、障がい者・高齢者・健常者が共生するコミュニティ作り」「関与する全ての人々に物心両面の豊かさを感じられる仕組み作りで社会に貢献すること」と決めた。   ショコラボの経営理念に共感したスタッフ達が集まり、入社し… [続きを読む]

不動産屋がチョコレート屋になった思い - 株式会社不動産投資研究所・ 一般社団法人AOH(ショコラボ)/伊藤紀幸

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  第一回   不動産業務に携わりもう30年になる。不動産業界に身を置く私が、ある「思い」と「志し」を持ってチョコレート工房を設立したのは、今から丁度5年前の2012年11月である。   その名前は『ショコラボ』。全国初の障がい者が働く福祉のチョコレート工房。   私は、信託銀行に勤務していた。30歳の時に障がいをもつ息子を偶然に授かった。   息子と向き合う時間を少しでも確保したいとの事情から、35歳を前にお世話になった信託銀行を退社した。比較的自由に時間がとれる… [続きを読む]

不動産の2022年問題 - アソート綜合事務所/樋口典子

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  東京都区部の地価公示(国土交通省が土地取引の目安として公表する土地価格)業務に従事してから10年が経過し、新たに住宅系用途が主体の外周区を担当することになった。都会のオアシスともいうべき緑が多いことが外周区の特徴の一つであるが、駅に近い閑静な住宅地の中に突然「農地」が出現するなど、高層建物が多い中心区とは異なる癒しの空間を楽しみながら地域を歩き回っている。   こうした中、とある勉強会に参加したところ、講師の先生から「2022年問題を知っていますか?」と投げかけられた際、私の頭の中に外周区の… [続きを読む]

京の迎賓館一般公開 - 評価コンサルオフィス・ケン/桂健二

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  新緑のうつくしい初夏の候、社会人となって50周年の節目に、学び舎の同窓生が約100名(新入学時250名でした)京都に集合しました。物故者40名に黙祷をささげ、海外在住者を除き出席率は概ね50%、50年ぶりに再会する同窓生も多く、しかしながら即、学生時代に立ち戻り青春時代の名残を楽しみました。京都という都市環境は50年ぶりであっても得がたいものですね。   翌日、ゼミ仲間と3名で京都迎賓館(Kyoto State Guest House)が一般公開されていることを聴き参観することにしました。京… [続きを読む]

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