株式会社 鑑定法人エイ・スクエア-Appraisal Firm A square-

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記事一覧


認知症対策としての家族信託 - 長嶋不動産鑑定事務所/土師一弘

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  認知症患者が保有する金融資産は全国で約200兆円といわれ、不動産はそれ以上の額と考えられます。認知症になると資産運用の意思表示が困難となり、社会にお金が回らなくなるため、その経済的損失は計り知れないものになります。高齢化が進む中、この問題の解決は喫緊の課題となっています。家族信託は認知症対策としてだけでなく、相続や事業承継等に関して発生する様々な問題を解決する手段として有効です。私の住んでいる地方においても、近年は家族信託を活用する例がみられるようになりました。   「信託」とは、「自分の大… [続きを読む]

建物の高さと高層化の歴史について - 鑑定法人エイ・スクエア/幸﨑任宏

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  東京オリンピック・パラリンピック競技大会で注目を集めた東京の晴海エリアをはじめ、全国で再開発に伴う建物の高層化が進んでいる。   良好な景観や市街地環境を形成していく上で建物の「高さ」は重要な要素であり、高層化促進と高さ制限の両立を戦後の社会ではどう図っていったのか、戦後復興から高度経済成長期、バブル経済期からバブル崩壊以降現在までの建物高層化の歴史を振り返ってみたい。   ①ビルブーム・不燃高層アパート建設期…昭和25年に建築基準法が公布され、全国に「ビルブーム」が起こった。一方… [続きを読む]

皇居一般参観コース巡り- 評価コンサルオフィス・ケン/桂健二

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コロナ禍のなか、第32回夏季オリンピック東京大会が2021年7月23日に開催されました。1964年(昭和39年)第18回東京オリンピック大会から57年ぶり(2020年から1年延期)の日本でのオリンピック開催ですが、前回の東京オリンピックと比べて心からの溢れる躍動感が感じ取れないのは、コロナ禍であるためだけでしょうか?   それはさておき、皇居一般参観の募集が始まりましたので勤務先の同僚と参加することにしました。猛暑の中の1日、午後のコースに参加、桔梗門に集合、約30名弱の参加人員で宮内庁職員の案内、説明を… [続きを読む]

マンションストック長寿化補助事業への取組み - 鑑定法人エイ・スクエア/澁井和夫

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国交省の『マンションストック長寿化補助事業』が、新型コロナ感染拡大の中、昨年応募が締切られ、本年6月末には採択事案の報告がまとめられる。   この事業には、①計画支援型と②工事支援型があるが、私たちの専門チームは①に参加した。計画支援型は、現存する中古マンションの中から、具体的に対象となるマンションを特定し、当該マンションの管理組合の同意と協力を得て、自然科学、建築、設備や不動産評価の専門家で構成されたチームが当該マンションの長寿化に最適かつコスト面で実現可能な提案を行うケーススタディ型の事業である。 &… [続きを読む]

身近に感じた地域の光景の変化 - 鑑定法人エイ・スクエア/田島耕一

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私の住んでいる多摩東部地域では、企業のグラウンドや林地・農地であったようなところを大手不動産会社が開発した分譲住宅地が多くみられます。私の現在の住まいもこういった住宅地の中にあります。ある程度の規模をもつ宅地開発でしたので、この分譲地で一つのコミュニティとして独立しています。   地域内の道路は、ここの住民以外の他地域からの自動車の進入は殆んどなく、子供たちの格好の遊び場所となっています。休日の日中など、子どもたちが楽しそうに遊んでいる声が聞こえてくると、何故だかこちらのほうも朗らかな気持ちになってくるも… [続きを読む]

「異次元価格のマンション」売れるか - 森島不動産コンサルタンツ/森島義博

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経済回復の進み方が上下に開く「K字型」経済が出現している。コロナ禍でも都心の住宅は高所得者層の購買意欲が高く、値上がりが続いているようだ。そうした流れとも関連するのか、一部屋67億6千万円という新築マンションが売り出されている。   原宿へ徒歩5分、「明治神宮前」駅徒歩2分の好立地。総戸数14戸というかなり小規模でプライベート性の高いマンションである。最上階で専有面積は627㎡(テニスコート3面が余裕に入る)。ほかにも300㎡前後で18億円前後の部屋もある。それにしても周辺マンションの5倍以上の単価・総額… [続きを読む]

地方創生と地価水準について- 評価コンサルオフィス・ケン/桂健二

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令和3年1月1日時点の公示地価は全国、全用途平均で前年比マイナス0.5%と6年ぶりに下落となりました。因みに昨年度は前年比プラス1.4%と5年連続で上昇でした。   公示地価が下落に転じた理由には、新型コロナウイルス感染症(以下感染症という)拡大による影響が大きく、2020年東京オリンピックに向けてのインバウンド観光客数増加とそれに伴うホテル、観光施設等の増加が停止状態に転化し、地域経済と国民の生活基盤が低迷状態になってきたこと、また、感染症による国民の意識と行動の変容など様々な影響が挙げられます。 &n… [続きを読む]

震災10年後の展望 - 鑑定法人エイ・スクエア/畠山文三

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石巻市での仕事の帰途、かねてより震災復興が進んでいるといわれた女川町まで足を延ばした。「女川町復興計画」は震災半年後の平成23年9月に町議会で可決され、その1年後には復興工事に着手するなど、きわめてスピード感のあるものであった。   しがらみの多い地方の町にあって、各世代間、業界、行政の垣根等を超えて新しいまちづくりのコンセンサスが早期に得られたことは驚きでしかないが、これは住民が主体となり、「還暦以上は口を出さず盾となり、次の世代に町の将来を託した」ことが大きな力になったようだ。   減災の視… [続きを読む]

コロナ禍を契機とした地方回帰の動き - 拜藤不動産鑑定事務所/拜藤聖

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新型コロナウイルスが国内で初めて確認されてから、1月15日で一年を迎えました。未だ感染者数の増加も止まらず、累計(1月28日時点)の感染者数は38万人、死者は5千4百人を超え、2回目の緊急事態宣言が発出されるなど、感染収束の見通しが立たない状況です。   そのような中、東京都では平成25年以降で初めて人口の転出超過が発生し、注目されました。今後、コロナ禍を契機として、人々が住環境やライフスタイルの転換を求め、地方へ回帰する動きは起こるのでしょうか。鳥取市で鑑定事務所を営む筆者にとっても大いに関心のあるとこ… [続きを読む]

丑年の初めに - 鑑定法人エイ・スクエア/畠山文三

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コロナ禍の終息の動きが見えないまま新年を迎えることになった。この1年で職場の風景は大きく変わり、在席で仕事をしている社員の数が減った。リモートワークが一応定着し、社員が「居ない」ことに違和感を覚えなくなった。   新型コロナウイルスの感染拡大で都心部を離れる動きが数字の上でも裏付けられている。昨年11月1日時点での東京都区部の人口は、前月比で7千700人余り減り、4か月連続で減少した。小平市や府中市などは増加しており、少々通勤時間がかかっても郊外の一戸建に引っ越す人が増えたようだ。   広い自宅… [続きを読む]

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